響き渡る和太鼓のリズム
7/11㈰ 一色高等学校 和太鼓部の皆様に和太鼓の演奏をしていただきました。
道の駅にしお岡ノ山
7/11㈰、梅雨の晴れ間の日差しが眩しかったこの日、道の駅にしお岡ノ山では、特別な催しが行われました。それは、一色高等学校 和太鼓部「いっしき」の皆さんによる、和太鼓演奏のパフォーマンスです。
「いっしき」は、今年、活動17年目となる一色高等学校の部活動です。響き重なり合う、生きた和太鼓のリズムと音を大切にした「ひといろ(一色) といろ(十色)」の演奏活動を展開しています。
新型コロナウイルスの感染が拡大してから、おおよそ1年半。その間、ステイホームや密を避ける生活が求められるようになりました。昨年3月の第14回演奏会が中止になったり、今年度も演奏会がもてたのはまだ1度きりだったりと、
和太鼓部の皆さんにとっても、普段の練習の成果を披露する機会が少なくなっているそうです。
岡ノ山での演奏当日、和太鼓部の皆さんは、夏の太陽にも負けないほどに、若く熱いエネルギーを燃焼させ、迫力ある演奏を聞かせてくださいました。そのパワフルな和太鼓の音色が、和太鼓部の皆さんご自身やご来駅くださっていた
お客様、そこにいた誰もの閉塞感を吹き飛ばしてくれたように思います。
縄文時代の昔から祭礼や儀式で利用され、戦国時代には、自軍を鼓舞するためにも奏でられたという和太鼓。
岡ノ山の空に響き渡った和太鼓の音色によって、悪疫が祓われること、暮らしが元通りになるまでのあと少しの間、
私たちみんなが力強く生きていけること、それを願って止みません。
演奏してくださった一色高等学校和太鼓部の皆様、演奏を聞いてくださり応援してくださったご来駅中のお客様、
この度はありがとうございました。